業務管理用システムの開発と保守
- 岩田 崇志 / 本社ソリューション技術部システム2課
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2009年入社。主に企業向けの業務管理用システムなどのソフトウェアの開発?保守を担当。
商学部情報コミュニケーションコース出身で、簡単なプログラミングは経験してきた。
東海ソフトに入社したのは、周囲の評判がよかったから。
知人に「働きやすい会社」だと勧められて安心して決意できたという。
大手電機メーカーのオーダー管理を一手に担う。
大企業の会計業務を支えるシステムは、
僕にとって「初めて尽くし」の仕事でした。
事業所や工場をいくつも抱える大手電機メーカー。
日々、数え切れない案件を抱えています。様々な場所で動くヒト?モノ?カネ。東海ソフトは長年、その膨大な会計処理で役立つ「オーダー管理システム」を手がけてきました。
例えば、営業が受注してきたエアコン修理の仕事。
パソコンにデータを入力するだけで、利益をはじき出し、作業者への指示出しも自動的にやってくれます。
煩雑な計算や書類作成に手間をかける必要はありません。
入社3年目、このシステムの刷新に関わる機会を得ました。
初めてのビッグプロジェクト。作業量は膨大???。遅くまでパソコンに向かう日もありました。
それでも、規模の大きな仕事はやりがいも大きい。大企業を裏から支えているなんて、ちょっと自慢したくなるじゃないですか。
ただ、僕が多くを学んだのは開発の後。
システム保守のためにお客様のもとへ一時的に常駐することになったんです。
システムが使われる現場で過ごした半年間。
次々にいただく質問や要望から、
お客様にとって本当に便利なシステムが見えてきました。
システム保守作業とは、システムが使われる現場に入って、トラブル対応などにあたる仕事。
約半年、システム利用者である社員さんたちからは、毎日たくさんの声をいただきました。
「ちょっと!データ入力の仕方教えてくれん?」
「見積りの表示画面、項目を増やしてもらえんかな?」
「この会計処理って、下請法だとどういう決まりになっているんですか?」
システムの使い方。画面表示の改善要望。さらには、法律の内容まで。
次々に投げかけられる質問、要望。頭はパンク寸前です。
それでも、知らないことがあれば調べる。簡単な手直しならすぐに対応する。
そうするうちに、お客様が気になさるポイントが分かってきました。
「注文書の表の位置はこっちがいいなあ」。
システムの機能ではなく、出力書類のレイアウトに関する声。事務所内で開発をしているだけではなかなか聞くことはできません。
でも、そんな利用者の生の声にこそ、システムの使い勝手をよくするヒントが隠れているのだと気づきました。
どんな小さな要望にもきちんと耳を傾ける。
保守作業の現場でお客様からいただくのは、質問や要望だけではありません。
「新しいシステムむちゃくちゃ使いやすくなったよ!」「あそこ直してくれてありがとうね」。
そんな言葉を直接かけていただけるのも、顧客と直接接する事ができる立場にある当社社員の醍醐味。
自分も誰かの役に立てているんだと自信を持てます。
ただシステムのスペックを追い求める仕事ではなく、この人たちの声に丁寧に応える。そんな仕事をし続けます。